- GMOとくとくBB光のルーター・モデムの初期設定が分からない
- レンタル機器ってどうやって接続したらいいか教えて!
- ルーターとモデムに配線を接続する順番は決まってる?
GMOとくとくBB光を契約して、ルーターとモデムが届いたけど配線の接続や設定が分からない人は多いです。
ルーターとモデムの接続ができていなかった場合、光回線を工事日に開通することができません。
今回はGMOとくとくBB光を利用するために必要なルーターとモデムの初期設定や接続方法について解説していきます。
この記事を読めば、機械の操作が苦手な人や機械に詳しくない人でもルーターやモデムの接続ができるようになります。
GMOとくとくBB光のルーター・モデムの初期設定に必要なもの

GMOとくとくBB光に申し込むと、以下の2つが自宅に届きます。
- GMOとくとくBBからの郵送物
- NTTからの郵送物
GMOとくとくBBから郵送されるレンタル機器と役割

GMOとくとくBBからは以下の4つが自宅に郵送されます。
- Wi-Fiルーター
- ルータースタンド
- LANケーブル
- 電源アダプタ
Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターは複数のデバイスに光回線の通信を共有することができる装置です。
光コンセント→モデム→Wi-Fiルーターというように接続をおこない、Wi-Fiルーターはモデムと有線で接続をします。
Wi-Fiルーターを接続しなければ、有線でしか光回線が利用できず、接続できる台数も限られてしまいます。
光回線を複数のデバイスに無線で接続するためにはWi-Fiルーターは必須です。
ルータースタンド
ルータースタンドは、Wi-Fiルーターの下に設置する台座のことです。
ルータースタンドには以下の役割があります。
Wi-Fiルーター本体は幅3.5cmとかなり細いので転倒しやすいです。
Wi-Fiルーターよりも幅が広いルータースタンドを使用することで転倒防止に繋がります。
ルータースタンドが高さのあるものであれば、Wi-Fiルーターと設置面に空間ができるので冷却効果があります。
冷却効果によってWi-Fiルーターの寿命延長に繋がったり、パフォーマンスの低下を防ぐことが可能です。
LANケーブル

LANケーブルはNTTからレンタルされるモデム(ONU)とWi-Fiルーターを接続するために必要なケーブルです。
LANケーブルでは光コンセントから取り込んだ光信号をモデム(ONU)からWi-Fiルーターに接続します。
モデムからWi-FiルーターにLANケーブルを接続しなければ、複数のデバイスを無線で接続することができません。
電源アダプタ
電源アダプタはWi-Fiルーターに電力を供給するために必要なものです。
Wi-Fiルーターに電力を供給しなければWi-Fiルーターは機能しません。
なお、ACアダプタを利用するためにはコンセントが必要です。
NTTから郵送されるレンタル機器と役割

NTTからは以下の4つが自宅に郵送されます。
- モデム(ONU)
- モデムスタンド
- 光コード
- 電源アダプタ
モデム(ONU)

モデムは光コンセントから取り入れた光信号を、スマホやパソコンが理解できる「デジタルデータ」に変換する装置です。
モデムを接続していないと、パソコンが情報を理解できずに画像や音声、動画を再生することもできません。
光信号をパソコンが理解できるデジタルデータに変換することによって、自分が見たい検索結果や画像、動画を視聴することができます。
モデムスタンド
モデムスタンドには、モデム本体の転倒を防止する役割があります。
NTTから支給されるモデムは、幅4.5cmと細いため少しの衝撃や振動で転倒しやすいです。
幅の広いモデムスタンドにモデム本体を設置することにより、衝撃による転倒をある程度防ぐことができます。
光コード

光コードは、光信号をモデムに送る役割があります。
そもそも光回線の高速通信を利用するには光信号が必要です。
光信号は通常の配線コードでは通すことができず、特殊な加工がされた光コードのみ光信号を通すことができます。
そのため、光コードは光回線を利用する上で必須となっています。
電源アダプタ
電源アダプタはモデム(ONU)に電力を供給するために必要なものです。
モデムに電力を供給しなければモデムは機能しません。
なお、電源アダプタを利用するためにはコンセントが必要なので、Wi-Fiルーターの電源アダプタと合わせて2つのコンセントが必要になります。
GMOとくとくBB光の開通前の初期設定・接続方法

- STEP1Wi-Fiルーターをルータースタンドにセットする
ルータースタンドの型にWi-Fiルーターを下記の写真のように合わせてセットします。
ルータースタンドの型にハマったら下記写真のように矢印の方向にスライドしてください。
カチッとハマった感じがあれば、セット完了です。
- STEP2Wi-Fiルーターに電源アダプタを接続する
コンセントに電源アダプタを挿してください。
Wi-Fiルーターに電源アダプタを接続します。
- STEP3モデム本体と光コンセントに光コードを接続する
モデムに光コードを取り付けるために、下記写真の赤枠部分のカバーを取り外します。
最初外す時はかなり力が要ります。下記の写真の赤枠部分を押しながらスライドしてカバーを取り外します。
取り外すと光コードの取り付け口があります。
取り付け口にはキャップがついているので取り外してください。キャップを取り外すと以下のようになります。
光コードの取り付け口に光コードを接続してください。
赤枠部分に2つの窓がありますが、しっかり接続できていないと下記の写真のようになります。光コードがしっかり接続できていると、2つの窓が青色になるので確認してください。
モデムに光コードを取り付けたら、カバーを閉じましょう。光コードをモデムに取り付けたら、光コンセントにも光コードを取り付けてください。
モデム同様、光コンセントに接続すると2つの窓が青色に変わります。カチッという音もするので、音が鳴ったかも確認しましょう。
- STEP4モデムスタンドにモデムをセットする
モデムスタンドの型にモデムを下記の写真のように合わせてセットします。
モデムスタンドの型にハマったら下記写真のように矢印の方向にスライドしてください。
カチッとハマった感じがあれば、セット完了です。
- STEP5モデムとWi-FiルーターにLANケーブルを接続する
モデム本体にある下記写真の赤枠部分のカバーを外します。
指で押さえながら矢印の方向にスライドさせるとカバーを外せます。
下記の写真の赤枠部分にLANケーブルを接続してください。
しっかり接続できていると、カチッという音がします。
接続が完了したら、外したカバーを元に戻しましょう。モデムにLANケーブルを接続したら、Wi-FiルーターにもLANケーブルを接続してください。
Wi-Fiルーターの「WAN」と記載された差し込み口に接続します。モデム同様にカチッという音がすれば、接続できています。
これでLANケーブルの接続は終わりです。 - STEP6モデムに電源アダプタを接続する
モデムに電源アダプタを接続するには、以下の2つの配線が必要です。
モデムに電源アダプタ①を赤枠部分の差し込み口に接続します。
下記の画像のようになれば、電源アダプタ①の接続は完了です。
続いて電源アダプタ②をコンセントに接続します。
電源アダプタ①と電源アダプタ②を接続すると、モデムへの電源アダプタの接続は完了です。
- STEP7ランプの状態を確認する
Wi-Fiルーターとモデムの配線がすべて完了したので、最後にランプを確認していきます。
まずはモデムです。
開通前の場合、モデム本体のランプは以下の2つが点灯していれば接続に問題はありません。- UNI
- 電源
Wi-Fiルーターのランプは、以下の4つが点灯していれば問題ありません。
- POWER
- 2.4GHz
- 5GHz
- TV
- STEP8初期設定完了
以上で開通前のWi-Fiルーターとモデムの初期設定は完了です。
Wi-Fiルーターには2つ、モデムには3つの配線が接続されていることを確認しましょう。
GMOとくとくBBのルーター・モデム設置時の注意点4選

GMOとくとくBBのルーター・モデム設置時の注意点は、以下の4つです。
部屋の隅に設置しない

Wi-Fiルーターやモデムは部屋の隅に設置してしまうと、電波の届く範囲が狭くなってしまいます。
なぜならWi-Fiルーターやモデムは自身を中心に電波を飛ばしているからです。
部屋の隅にWi-Fiルーターやモデムを設置すると、電波のほとんどが自宅の外に漏れ出てしまいます。
自宅の部屋中に電波を行き渡らせるために部屋の中央・中心に設置しましょう。
開通時は接続が完了して電源が入った状態にしておく

無派遣工事は自宅で工事はおこないませんが、NTT局舎内で作業をおこないます。
この時、NTT局舎内にて遠隔操作で光回線を開通させますが、光コンセントとモデムの接続ができていないと開通させることができません。
無派遣工事日当日までに光コンセントとモデムの接続を完了させて、電源が点いている状態にしておきましょう。
もし接続が完了していなかった場合は、工事日が後日に繰越しとなってしまいます。
床に設置しない

Wi-Fiルーターは直線的に電波を飛ばすわけではなく、円弧のように電波を飛ばします。
Wi-Fiルーターを床に設置してしまうと、Wi-Fiの電波が床の断熱材に吸収されて弱まってしまいます。
理想的なWi-Fiルーターの高さを1〜2m付近にすることで、自宅全体に電波を行き渡らせることが可能です。
電波を発する電子機器を近くに設置しない

Wi-Fiルーターは電波を発していますが、電子レンジなどの電子機器も電波を発しています。
電波と電波が衝突すると電波干渉を起こし、電波が不安定になったり接続が切れやすくなってしまいます。
ただし、テレビや電子レンジから発する電波は2.4GHzなので、5GHzを利用すれば電波干渉は起こりません。(電波干渉は同じ帯域でしか発生しない)
周波数 | 電波の届く距離 | 障害物への耐性 | 通信の安定性 |
---|---|---|---|
2.4GHz | |||
5GHz |
5GHzは電波への干渉が起こりにくく、通信が安定しているというメリットがあります。
デメリットとしては電波の届く距離が2.4GHzよりも短く、壁や扉などの障害物に電波が阻害されやすいことです。
初期設定が難しい場合は問い合わせをしましょう
上記の解説で初期設定・配線の接続ができなかった場合は、GMOとくとくBBへ問い合わせをしましょう。
メールにおいても電話においても、年中無休で連絡可能です。
メールでお問い合わせをする場合は、メールを送信してから数日後に返信が来る場合もあります。
私が実際にGMOとくとくBBへメールでお問い合わせしたら、質問をした1日後に返信が来ました。

私がメールをしたのは2〜4月は引越しシーズンとなり、GMOとくとくBBも繁忙期に入っていました。
繁忙期にはメールが当日に返ってくるということは難しいかもしれませんが、基本的には質問をしたその日のうちに返信が来ると思っていて良いでしょう。
GMOとくとくBBお客さまセンター
メール:info@gmobb.jp(受付時間:年中無休)
電話:0570-045-109(受付時間:10:00〜19:00 年中無休)
GMOとくとくBB光のルーターとモデムの初期設定によくあるご質問
- Q無派遣工事をするのに大家さんや管理会社の許可は必要ですか。
- A
無派遣工事では大家さんや管理会社の許可は必要ありません。
派遣工事となった場合は、自宅の壁に穴を開ける可能性があるので大家さんもしくは管理会社の許可が必要です。
派遣工事となった人は以下の記事を参考にしてください。
- Qモデムの光コードを挿す場所のカバーが開きません。どうしたらいいですか。
- A
下記画像のように矢印のところを押さえて、そのままスライドさせてください。
かなり力が要ります。
- Q光コードはどちらを光コンセントに接続して、どちらをモデムに接続すれば良いですか。
- A
光コードは向きがあるわけではありません。
光コードのどちらかを光コンセントに接続して、どちらかをモデムに接続しましょう。
- Q開通工事(無派遣工事)が終わったら、完了メールは届きますか。
- A
開通工事が終了するとGMOとくとくBBより「V6プラス開通完了メール」が届きます。
開通が完了したら、光回線を利用可能です。
- Q工事日の次の日になっても開通完了メールが届きません。どうしたらいいですか。
- A
工事が完了しても開通完了メールが届かなかった場合、開通工事が完了していない可能性があります。
GMOとくとくBBへ工事がどうなっったか確認をしましょう。GMOとくとくBBお客さまセンター
メール:info@gmobb.jp(受付時間:年中無休)
電話:0570-045-109(受付時間:10:00〜19:00 年中無休)
GMOとくとくBB光のルーターとモデムの初期設定と接続方法まとめ
今回はGMOとくとくBBのWi-Fiルーターとモデムの初期設定と接続方法について解説しました。
開通をする前は、Wi-Fiルーターとモデムの初期設定・配線の接続が必要です。
光コンセントに光コードを取り付けたり、LANケーブルを取り付けたりと普段しないような配線接続を行うので、接続が十分にできていないことがあります。
特に光コンセントに光コードを接続するときに「カチッ」という音がしたかを確認しましょう。
「カチッ」と音がしていなければ光コンセントに接続できていないので、開通工事をおこなうことができません。
再度開通工事をおこなうことにならないように、すべての接続ができているか確認することが大切です。
GMOとくとくBBの工事について、下記の記事で詳しく解説しています。
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